あるべきよう

この夏の戸隠への旅行回想録です。

戸隠2日目の朝。
宿坊諏訪で朝食をたっぷり頂いた1時間後ぐらい。
もちろん朝そば行くっしょ」 by旦那
へいへい、行きますよ!
蕎麦は別バラなのです

霧雨の中、中社前の戸隠観光会館の横の細道を
入っていくと目指すおそば屋さんが見えてきました

しなの屋。\(>з<)丿\(>з<)丿

10時頃到着し、2階にある広間に通されました。
平日のこの時間だったので、他にお客さんはいませんでした。
なんだか風林火山コーナー(絵の下あたり)があり、
思わず全てのGacktページをチェック。。
※ 後日談
  これに触発された訳ではないですが、
  思わず帰り道にあった川中島の古戦場に寄っちゃいました。
  語り部のおっちゃんの話が上手で勉強になりました_φ(・ω・ )

しなの屋1
レモンハート1
  
 隣町の駅近くのとあるビル。
 夕暮れ時になると、
 地下入り口にひっそりと灯る
 「BARレモンハート」の看板に
 以前から興味を惹かれていました。
中南海 

 先日とある中国人社長
 (すごく陽気)の
 お2人からお食事の
 お誘いを受け、
 池袋界隈では大好きだという
 中南海
 連れて行ってもらいました。





脳病院へまゐります。

  著者名   : 若合春侑/著
  出版社名 : 文芸春秋 (ISBN:4-16-765670-1)
  発行年月 : 2003年07月





容易な表現では、
「ひたすらMな女の物語」と言ったところでしょうか。
何されても、どんな目にあっても魂が引きずられるように、
その男のもとに走ってしまうのです。
結婚して所謂「良き夫」がいながらの×××という
ありがちなストーリーではあるんだけど、
生々しい表現がリアルで悪寒を覚えます。
(でも良き夫の対応ぶりも異常に誠実すぎて、逆に気持ち悪い、、)
彼女の恋は報われないから成就してるんだなぁ。

恋文

  著者名  : 連城三紀彦/著
  出版社名 : 新潮社 (ISBN:4-10-140504-2)
  発行年月 : 1987年08月





読書後あれこれ思い巡らして、
この世界を理解してしまう前にREVIEWを残そうと思う。
他に収録されている短編はまだ読んではいないけれど。

ストーリーはとても単純なのである。
結婚10年目にして夫に家出された年上でしっかりモノの女と、
命短い過去の女のために、全てを投げ打った男の話。

もう、本当にまちゃまちゃバリの「ハーァ?」をお見舞いしたい。

夫は、日に日に弱る彼女の為に「せめて結婚してやりたい」想いから、
妻に離婚をお願いするんです。

程ってものがあるよ、ほどってものが・・・。

離婚を迫られた妻はやっぱり取り乱すんだけど、
結局離婚届を持って、夫と彼女の結婚式に駆けつけてしまう。
離婚届を受け取った夫は、
そして「俺、こんな凄いラヴレター初めてもらった」と言ってしまえる。

惚れたら負けってこういうことなんでしょうか。。
「惚れてるなら一番やりたいことやらせてくれ」って傲慢だと思うのですが。。
未熟なJにはさすがに「敵に塩を送る」ような度量はないようです。

砂の女

  著者/訳者名 : 安部公房/著
  出版社名 : 新潮社
        (ISBN:4-10-112115-X)
  発行年月 : 2003年03月





半永久的に名を残す為、砂地に新種の発見を夢見た男は
ある晩、海辺の部落の老人に勧められるまま
砂穴の底に埋もれていくボロ小屋に宿を借りた。
そこには寡婦を自称する30前後の女。
一晩の宿泊のつもりが、
女の連れ合いとして自分を閉じ込める罠だったと気づいた時には
もう逃れる術はなかった。
しかし男はあらゆる手段を嵩じて、脱出しようとする。
そしてそれをさせまいと受身ながらも引き止める女の物語である。

本を傾けたら砂がこぼれてくるのではないかと思わせるほど、
毎項が砂にまみれている。最高に不快な砂ジャリ感。

狂気にあふれた物語だが、
実はその砂穴には「日常性」がひそんでいると気づく。
こんなハズではない転属先や、煮え切らない誰かとの生活も
実は主人公の彼と同じ境遇で、そこを安住の地と認めたとき、
不意にさらさらと砂の流れる音が聞こえてくるのかもしれない。

岡本太郎

  著者/訳者名 : 岡本太郎/著
  出版社名 : 青春出版社 (ISBN:4-413-02145-2)
  発行年月 : 2002年02月





「なんか自分はまっちゃってる」感があるときに、出会った本。
岡本太郎のポリシーがまさに「爆発」しているエッセイ。
彼は珈琲片手に目玉を剥いて、
「芸術は×××!」と叫んでいるだけのオジサンではない。

岡本太郎の、その奔放で破天荒に見えた生き方は、
唯だ自分に正直に生きた結果であっただけ。
そんな彼は「世間」とか「常識」とかいうアタッカーに猛烈にやられた。
しかし、岡本太郎は自分に嘘をつくことができない。
自分に厳しいというより、自分をだまして生きることに耐えられない。
そしていつも「分岐点では、自らにとって危険極まりない道を選ぶ」。
なぜならそれが「本当に自分のやりたいこと」であるから、
と岡本太郎は断言する。

毎日生きていれば、数え切れないほどの意思決定をしなければならないが、
惰性でなく、立ち止まってその選択を考えたとき、
岡本太郎のこの一言がずっしりと重みを持ってくる。

「どちらが厳しい道なのか」

切実な選択を続けた後振り返ったとき、
自分は何を残し、未来に何を見ているのだろうか。

O嬢の物語
  著者/訳者名 : ポーリーヌ・レアージュ/〔著〕
           澁澤龍彦/訳
  出版社名  : 河出書房新社 (ISBN:4-309-46105-0)
  発行年月  : 1992年06月




古き時代のSM小説とか、単純なポルノ小説とか、なめてかかると
きっと返り討ちに会うはず・・・。
O嬢が理性や精神を超えて、その身体の欲望に忠実になるとき
彼女はとても「慎ましやか」だと言えるだろう。
澁澤の和訳は極めて淡々と物語を進めており、
却ってそれがこの小説の趣に適っている。
是非ご一読をお薦めしたい。
自分の価値観に少なからず影響を受けること請け合いです。

夜啼きの森
  『誰かが泣いとるんじゃろうか。
  いや、何が啼いとるんじゃろうか。
  聞こえんのかな、あんた方にゃ。
  聞こえんなら聞こえんでええでしょう----------』

  



岡山の北の果てのその集落は、冥く繁る「お森様」を囲んで
因果な運命を辿っていた。
月の暦と季節の移ろいをなぞりながら、
村人たちの生々しい欲望や絶望、生活が浮き彫られてゆく。

『来た。鬼が来たんじゃ』

満月の夜、彼が狂気に踊ったのは、
果たして如何なる所以なのか。
昭和の津山事件を彷彿とさせる呪わしい物語。

『春は浮気の 春は浮気の 花化粧
サノミンサイ キンサイ ヨンサイナ----------』

アジアンタムブルー  愛する人が死を前にした時、
  いったい何ができるのだろう。

  喪失の悲しみと優しさの限りない力。
  ベストセラー『パイロットフィッシュ』につづく、慟哭の恋愛小説。




上の評は文庫の帯から拾ってきました。
主人公は零細のアダルト雑誌出版社に勤める編集者・山崎。
妻の葉子を癌でなくしてから、
通う場所といえば吉祥寺のデパートの屋上(※)でした。

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